Paragon Hard Disk Manager 17 Server

Windows Server 2022対応のバックアップ

『Paragon Hard Disk Manager 17 Server』は、バックアップ、コピー、パーティションのサイズ変更、データの完全抹消、削除パーティションの復元など、Windowsサーバーのメンテナンスで必要となるすべての操作を網羅するオールインワンツールです。

新バージョンの大きな特長として、インターフェイスデザインのシングルウィンドウ化により、すべての機能が最小操作で簡単に行えるようになりました。

また、お客様からご要望の多かったEメール通知機能の刷新、従来のWindows PEメディアに加えて、新規で更新されたLinuxメディアが実装されております。

また、25年間におよぶシステムソフトウェアの開発経験を踏まえ、パラゴンソフトウェアが手がける本商品は、すべてのデータを健全かつ安全に保ちます。


Windows Server 2022から2008 R2に対応

本商品は、最新のWindows Server 2022から Windows Server 2008 R2に対応しています。


ユーザーインターフェイスデザインを刷新

最新バージョンである本商品は、インターフェイスデザインのシングルウィンドウ化により、すべての操作をより直感的に、最小の操作で行えるようになりました。

インターフェイスデザインのシングルウィンドウ化

バックアップビュー

バックアップは、対象と保存先を選べば実行でき、変更も簡単です。スケジュール・バックアップの世代管理・メール通知の設定・確認もこの画面で行えます。

オペレーションビュー

パーティション操作、ディスクコピー、データ抹消など各種操作を行えます。

移行タスク

VMware ESXi/vSphere上の仮想マシンを Hyper-V 上に移行できます。

スクリプト

スクリプトを作成・編集して、スクリプトコマンドで実行できます。

簡単操作でバックアップ

バックアップの対象として、コンピューター全体、ディスクまたはパーティション、ファイル・フォルダなど、お使いの環境に応じて簡単にバックアップできます。

保存先は、ローカルドライブ・外付けドライブ・ネットワークドライブから選択できます。

スケジュールバックアップも簡単

毎月、毎週、毎日など、だれでも簡単にスケジュールバックアップを実施できます。

フルバックアップ以外に、増分バックアップや差分バックアップといったバックアップ方式をお選びいただけます。また、サイクルバックアップでバックアップの自動削除を設定できます。

パーティションのサイズ変更と分割

OSがインストールされたパーティションの拡張、縮小、分割など、標準のディスク管理ツールでは不可能な操作も簡単に行えます。

Windowsコピー

古いHDDから最新のSSDに交換する場合、Windowsがインストールされたドライブとお使いのWindows OSを自動検出します。
コピー元とコピー先のサイズが異なる場合も、サイズの拡大、縮小を自動で行えます。

VMware仮想マシンを Hyper-V対応に変換

VMware ESXi/vSphere上で利用している仮想マシンを、Hyper-V環境で利用可能な形式に変換 (V2V) できます。ウィザードに沿って、移行元の ESXi/vSphereサーバーに接続。対象の仮想マシンを選択して移行先となる Hyper-Vホストを指定するだけで Hyper-V対応の仮想マシンに変換されます。※VMware ESXの無償版には対応していません。有償版をご使用ください。サーバーの稼働状況にかかわらず、対象ホストサーバー1台=本製品1ライセンスが必要です。

SSDにも対応するデータ抹消

古いパソコンやハードディスクを廃棄する前には、抹消機能を使用することで、第三者の手による個人データの復元(サルベージ)を防止できます。
政府機関レベルで使用される10種類の抹消アルゴリズムや、ユーザー指定の抹消に加え、SSDへはSSD Trimアルゴリズムも収録されています。

対応ファイルシステムの拡充

各種ファイルフォーマットの相互変換(NTFS⇔ReFS)、macOSのAPFSやLinuxのXFSといったWindows以外のOSが採用する最新のファイルシステムの認識・操作が可能になりました。

Eメール通知機能の刷新

Eメール通知機能の刷新によって、Gmail*やOutlookといったメールサービスに加えて、プライベートSMTPを介してスケジュールバックアップなどの各操作の結果を通知できます。
*Gmailを通知に使用するにはアプリパスワードを設定する必要がございます。詳細はよくあるご質問(FAQ)の Q.23をご参照ください。

製品アップデートの簡易化

製品アップデートを行う場合、製品のアンインストール→アップデート版のインストールが必須でしたが、そのまま上書き更新が可能になりました。
また、新バージョンがリリースされた際には、ユーザーが任意で通知を受け取る設定も可能です。

起動メディアの充実

Windows PEメディアに加えて、Linuxベースの起動メディアも作成できます。
このLinuxメディアを使用することで、uEFI+NVMe(NVM Express)デバイスの抹消も可能になります。


下位互換性: 旧バージョンでのバックアップファイル (PBF形式) の復元サポート

バージョン15までで作成したディスク・パーティション単位のバックアップイメージ(PBF形式)の復元に対応しました。過去製品にてお客様が作成されたイメージをご活用いただけます。
※ファイル・フォルダ単位の抽出復元は行えません。


CD/DVDへのバックアップ機能

本商品は、CD/DVD/Blu-rayへのディスク・パーティション単位でのバックアップに対応しました。
※ファイル・フォルダ単位のバックアップおよび、CD/DVD/Blu-rayに保存されたイメージからのファイル・フォルダ単位の抽出復元は行えません。


サーバーの稼働中でもバックアップを実行

サーバーで他の処理が動作しながらバックアップが行えます。
バックアップの設定をしたら、あとはバックグラウンドでバックアップの実行ができます。バックアップは、ドキュメントや画像などのファイルすべてを含めたハードディスク丸ごと行うことができるので、万一の際にも安心です。
復元も、作成した起動メディアからウィザードに沿って簡単に実行できます。


ファイルバックアップ

ファイルやフォルダを指定してバックアップを行うことができます。
ファイルバックアップでも増分・差分バックアップやバックアップファイルの自動削除をご利用いただけます。


パーティション操作

「Cドライブの容量が小さくなってきたけれども、使っていないDドライブある。」こんなケースも、パーティションのサイズ変更を行うことで解決できます。今パソコン内にあるデータは消さずに、Cドライブを大きく、Dドライブを小さくすることができる大変便利な機能です。

そのほか、CドライブとDドライブを結合して1つにまとめたり、パーティションが1つしかないドライブを、データを残したままCドライブとDドライブに分割したり、移動、コピー、バックアップなど様々なパーティションの操作が行えます。


ハードディスク/SSDのコピー

ハードディスクの中身を丸ごとコピーして、他のハードディスクまたはSSDのコピー(複製)が行えます。より大きなハードディスクへ入れ替えや、高速なSSDに入れ替える際などに便利な機能です。
コピーウィザードを使用することで、お使いのWindowsを簡単にSSDにコピーする機能が用意されています。通常、コピーを行う場合、コピー元のサイズより等倍以上のサイズをもつドライブを用意する必要がありますが、この機能によってお使いのHDDより小さなサイズのSSDにも簡単にコピーが行えます。

ハードディスクはフォーマットやごみ箱を空にしただけでは、元データの残骸がハードディスクに残っています。これらのデータは市販ツールやフリーウェアを利用することで、簡単に復元可能となります。パソコンやハードディスクの廃棄、譲渡、返却をする際には抹消機能を使うことで、あらゆるデータを復元不可能な状態まで完全に消去(抹消)することができます。


起動メディアから操作の実行

本商品をインストールして使用するほか、CDやUSBメモリの起動メディアを作成し、そこから起動して使用することもできます。商品をインストールせずに初期状態のバックアップを取得したい場合や、バックアップから復元する場合などに使うことができます。


様々なバックアップ方式をサポート

本商品では、様々なバックアップ方式をサポートしています。

イメージバックアップ

改良されたUIM(Universal Image Mounter)によって、パーティションやハードディスクを丸ごとバックアップすることができます。

増分バックアップ

増分バックアップでは、最後にバックアップを取ったあとに変更されたセクタのみバックアップを行います。バックアップの時間を短縮し、容量を小さくすることができます。復元は、最初のバックアップイメージから最後の増分バックアップイメージまで、すべてのイメージが必要となります。

スケジュールバックアップ

バックアップをスケジュールで実行することができます。たとえば、毎週土曜日の20時にバックアップを実行するといった設定が可能です。

リカバリーメディアからのバックアップ

商品をインストールせずに、別途ユーザー自身で作成したリカバリーメディア(CD/USBメモリ)からパソコンを起動して、バックアップを行うことができます。

製品制限事項の確認

Paragon Hard Disk Manager 17 Serverを使用するにあたり以下の制限事項をご確認ください。

  • MacやLinux、NEC PC 9800、PC 9821シリーズには対応しておりません。
  • Resilient File System (ReFS)には対応していません。
  • 137Gバイトを超える容量のハードディスク(Big Drive/48bit LBA)や2TB(GTP)以上のサイズをサポートしない環境では、正常にハードディスクを認識できない場合があります。
  • 単体で2TB(2.2TB)を超える大容量HDDを使用する場合は、お使いのディスクコントローラー(SATA)が48bit LBAに正式対応している必要があります。
  • USB接続で2TB(2.2TB)を超える大容量HDDをご利用になる場合、PC本体側とケース側のUSBコントローラが共に2TB以上のサイズに対応している必要があります。
  • メーカー製PCのリカバリー領域に対するパーティションオフセット値の変更はサポートされません。
  • ダイナミックディスク(dynamic disk)全体のバックアップイメージは作成できません。ボリューム(パーティション)単位でバックアップ/復元を行ってください。
  • リカバリーメディアから起動して各種操作を行う場合にはお使いの環境がCD/USBからの起動をサポートしている必要があります。
  • リカバリーメディアから起動して作業を行う場合は、無線LANをご利用いただけません。
  • ハードディスクに物理的な障害(不良セクタ)が発生している場合、正常に操作を行えません。
  • コピー機能はローカルディスク間でのみ使用できます。ネットワークマウントされたドライブにはコピーできません。
  • バックアップイメージの保存先としてリムーバブル メディア(SDカード、MO、ZIPなど)はご利用いただけません。
  • exFATには対応しておりません。
  • BIOS環境でUSB/IEEE1394接続された外付けHDDにOSをコピーした場合、USB/IEEE1394接続の状態でコピー先ディスクからOSを起動する場合はBIOSがHDDエミュレートをサポートしている必要があります。
  • ドライブ オーバーレイ ソフトウェアとの併用はできません。
  • 暗号化された状態のボリュームはご利用いただけません。予め暗号化を解除してから操作を行ってください。
  • Windows BitLocker のボリュームをバックアップする際にはGUI上で暗号化解除のパスワードを入力する必要があります。
  • Windows BitLocker のボリュームの復元後は、手動で再暗号化を行う必要があります。
  • RAIDシステムなど、お使いのハードウェア構成によっては、リカバリーメディアから起動して使用できない場合があります。
  • リカバリーメディアから起動して複数台のPCに対して作業を行う場合は、作業台数分のライセンスが必要となります。
  • 本製品を使用して作成されたリカバリーメディアを商用利用される場合は、別途ライセンス許諾契約が必要になります。その場合は、お問い合わせください。
  • 作成したバックアップメディアを複数台でご利用になる場合は、使用される台数分のライセンスが必要となります。その場合は、お問い合わせください。

仕様

対応機種PC/AT互換機
対応OSWindows Server 2022 Standard / Datacenter
Windows Server 2019 Standard / Essential / Datacenter
Windows Server IoT 2019 for Storage
Windows Server 2016 Standard / Essential / Datacenter
Windows Server 2012 R2 Standard / Essential / Foundation / Datacenter
Windows Server 2012 Standard / Essential / Foundation / Datacenter
Windows 2008 R2 (SP1) Standard / Enterprise
※Hard Disk Manager 15および以前のバージョン、他のParagon製品をインストールしている場合は、アンインストールしてください。
※管理者(Administrator)権限が必要です。
メモリ1GB以上
ハードディスク空き容量400MB以上
バックアップ先として
利用可能なメディア
ハードディスク(IDE、SATA、SCSI、SAS)、SSD(M.2 SSD含む)、USBメモリ、CD-R、CD-RW、DVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、BD-R、BD-REおよび2層式DVD-R、DVD+R、BD-R DL、BD-RE DL、ファイル共有されたネットワークドライブ、タンベルグデータRDX

製品番号

シングルライセンスJAN:4580280225462 / 製品番号:HSH01
2-9ライセンスJAN:4580280225493 / 製品番号:HSH02
10-24ライセンスJAN:4580280225509 / 製品番号:HSH03
25-49ライセンスJAN:4580280225516 / 製品番号:HSH04
50ライセンス以上JAN:4580280225523 / 製品番号:HSH05
官公庁・教育機関向けJAN:4580280225486 / 製品番号:HSHA1
シングルライセンス保守<同時加入/更新>製品番号:HSH01-H20
シングルライセンス保守<途中加入>製品番号:HSH01-H50
2-9ライセンス保守<同時加入/更新>製品番号:HSH02-H20
2-9ライセンス保守<途中加入>製品番号:HSH02-H50
10-24ライセンス保守<同時加入/更新>製品番号:HSH03-H20
10-24ライセンス保守<途中加入>製品番号:HSH03-H50
25-49ライセンス保守<同時加入/更新>製品番号:HSH04-H20
25-49ライセンス保守<途中加入>製品番号:HSH04-H50
50ライセンス以上保守<同時加入/更新>製品番号:HSH05-H20
50ライセンス以上保守<途中加入>製品番号:HSH05-H50
官公庁・教育機関向け保守<同時加入/更新>製品番号:HSHA1-H20
官公庁・教育機関向け保守<途中加入>製品番号:HSHA1-H50
メディアキットJAN:4580280225530 / 製品番号:HSH09
注意事項※メディアキットには、ライセンスは含まれません。
※2ライセンス以上のボリュームライセンスにはメディア、マニュアルが含まれません。別途メディアキットもしくはシングルライセンスをご購入ください。
※購入する数量に該当する価格が適用されます。 例:20ライセンスの場合、10-24ライセンスの価格 × 20
※初年度保守加入必須となります。保守価格は、標準価格の20%となります。
※年間保守の内容は、保守期間中のメール・お電話によるテクニカルサポートと保守期間内にバージョンアップが行われた場合の無償アップグレードとなります。

ご購入

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